記録に残る上でKunark大陸の最初の支配者はShissarと呼ばれる種族でした。
どの神が生み出した種族なのか、いつKunark大陸にやってきたのか未だに分かっていません。

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Shissar

蛇の形をした種族。
出生はおろかその全てが謎に包まれている。








非常に高度な知識と魔法技術を有していましたが、その性質は残虐極まりないものでした。
彼らはイクサーを奴隷として使役し時には食糧としました、味は鶏肉に近いそうです。

Kunark大陸において彼らに逆らえる者はなくShissarはこの世の春を迎えていました。
外敵が存在しない彼らの興味は専ら新しい知識の習得と優れた魔法技術の研鑽に向かうことになります。

しかしもともと高度な知識と魔法技術を有していた為、彼らの研究は行き詰まります。そこで様々な神様と契約し
新たな知識を得ようと考えます、この中にはInnoruuk様やZebuxorukの名前も挙がっています。

このことに激怒した彼らの神様がKunark大陸中にGreen Mistと呼ばれる伝染病を撒き散らします。
この伝染病はShissarにだけ影響を及ぼし他の生物には無害でした。

Green MistによりShissar達はバタバタと死んでいきますが、持ち前の技術力で作成したポータルによって一部の
ShissarはLuclinに脱出します。Luclinに脱出したShissar達はThe Greyと呼ばれるGreen Mistの侵入を防ぐ真空
のドームを作り、以降その中でひっそりと暮すことになります。

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Ssraeshza Temple

The Greyの中にある彼らの寺院。
ここと、同じくThe Greyの中にある彼らの都市
Chelsith RebornだけがShissarの活動領域。
The Greyは真空なのでEnduring Breathがないと
窒息死します。



Shissarが居なくなり棚ボタ的にKunark大陸の支配者に躍り出たのは彼らの奴隷だったイクサー達でした。
イクサー達はShissarが残した知識や魔法技術を吸収することでKunark大陸における支配権を高めていきます。
とは言え所詮はトカゲ、まとまりのない彼らは5つの部族に分かれ長い間イクサー同士で内ゲバを続けることに
なります。

永遠に続くかと思われた内ゲバですが強力なカリスマの出現により終わりを迎えます。
イクサーの始皇帝ことVenril Sathirの登場です。

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Venril Sathir

若かりし頃Necromancyの秘術が書かれたThe Unholy Writ of War
を発見し秘術を習得する。これはZebuxorukの手によって書かれた物
だと言われています。
もともと優れた戦士でもある彼が強力なNecromancyを習得することで隙の無いスーパーイクサー人に。

「隙があったらかかってこんかい!」





Venril Sathirは強力なMonk軍団、Necromancer軍団、そして秘術により生み出したアンデット軍団を引き連れ
次々にイクサーの部族を併呑し、瞬く間に統一を果たします。

統一を果たした彼はSebilis帝国を打ち立て初代皇帝の座に就きます。
イクサー達はShissar達が自分達にしたのと同じ様にフロッグロックやジャイアント達を奴隷として使役しその
労働力を使って都市や港、砦などをKunark大陸の各地に建設していきます。さらにKunark大陸での版図を
より一層広げるために軍事はもとより政治、商業とあらゆる方面で改革を行っていきます、通称「大躍進政策」。

Kunark大陸のあらゆる地域を次々と手中に収め日の出の勢いのSebilis帝国でしたが、どうしても手を出せない
場所がありました、Veeshan's peakです。

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Veeshan's peak

ドラゴンの"強硬派"であるRing of Scaleの本拠地。
Claws of Veeshanと分裂したとは言え、母なる竜
Veeshanに対する畏敬の念は彼らと変わらない。

Norrathの種族とRing of Scaleとの対立がRoKに
おけるメインテーマの一つとなっている。





Velious大陸でマッタリしていたドラゴン達でしたが、彼らに断りもなく次から次へと勝手に入植してくる種族達に
対して 苛立ちを募らせていました。ドラゴン達はこのアホ共をどうするべきか話し合います。
話し合いの結果「アホ共はほっとけ」という穏健派のClaws of Veeshanと「アホ共は泣かす」という強硬派の
Ring of Scaleに分裂します。そのRing of Scaleの本拠地がこのVeeshan's peakだったのです。

さすがのVenril Sathirもドラゴンと事を構えることに躊躇しVeeshan's peakは手付かずのまま時は過ぎます。
やがてVenril Sathirにも老いの足音が聞こえてきます。Venril Sathirと言えども寄る年波には勝てず息子である
Rileが二代目の皇帝に即位します。